地元の悪友から久方ぶりの電話。

歳を取り不意の連絡は第一声が気になる。
何かしらの不幸の知らせじゃないと良いが・・・
そう思いながら電話を取ると
「おー!元気かぁー」と楽しげな声で安堵。。。

ここからのやりとりは以下

(※会話は宮崎の日向弁です )
悪友
「あのよぉ~来年オレたち50歳になるじゃろー」

てつ
「じゃが ( そうだなの意 )」

悪友
「ほんでよぉ~同窓会すっぞ!」
「っていうのがよぉ~最近周りから同窓会はないっちゃろか?
 って聞かれることが多いとよぉ~」
「この前もよぉ~同級生の女子Sが3年ぶりに帰省して店に来てよぉ~」
( 悪友はBARを経営しています )
「 同窓会とかないっちゃろっか!?って話になってよぉ~」

てつ
「ほうほう」

悪友
「でよぉ~幹事会作って令和7年1月2日にやろうかと思う」

てつ
「なんで3日じゃなくて2日やとか?( 2日なのか?の意 )」

悪友
「世の中のセオリーがそうなっちょる。
 遠方からの帰省組は1月3日には立つ奴も多い訳よ」

てつ
「そうやっちゃ ( そうなんだなの意 )」

悪友
「でもって、司会はやっぱお前やろ」

てつ
「そりゃ光栄な話じゃな ( それは光栄な話だなの意 ) 」

まだ悪友とわたしの間の話でしかなく
必ずしも実現するとは言い切れない部分もありますが、
そんなやりとりがあったのです。

母校の傾向としてわたしの知る限り同窓会にあまり積極的ではなく
私達の代もご多分に漏れずそうでして、
そんなこんなでこれまでオフィシャルな同窓会は開催されておらず、
半世紀を生きた証としてというか・・・
生存確認の意味も多分に込めて 笑
悪友の発案通り開催意義はあるなぁと感じた次第です。

それよりも何よりも嬉しかったのは悪友が溌剌としていたこと。
BARの経営はコロナ禍でここ3年ほど大変で、
それを補うべく一念発起し宅建の資格を取り昼は住宅メーカーに勤務しつつ、
様子を見ながら店を開け経営を維持してきたなか、
ようやく客足が戻り充実した日々であることが会話の端々から伝わるのです。

その充実感があってこそ、
同窓会開催につき500人強いた私達の代のメンバーに招待状を送り、
ホームページを立ち上げるなど大きな労力とホスピタリティーを必要とする
役回りを引き受けようと思ったのでしょう。

それからわたしの考察をもう一つ。
悪友は高校時分に同級生の女子Sへ思いを寄せていました。
ですから本当の本当は・・・
そこが彼のモチベーションの源だと思っています 笑