一足飛びに何かを成し遂げることなんて出来なくて、
それはあらゆることがそうなのだけれど、
執念深くしぶとく揺るぎなくやり続けるしかない。

突出した結果を出そうと思えば、
尚更そうなのだからなんと残酷なことか。

日々のバイオリズムがあって、
周囲との関係性もあって、
けれども己の譲れないものもあって・・・
その中でどう折り合いをつけながら生きていくのか。

決めるのは自分だし、自分は人にはなれないし、人も自分にはなれない。

日々は小さな決断の連続で、
小さな決断と言えども想像以上のカロリーを使うし、
けれども、その小さな連なりこそが、
いつか来る大きな決断をする時の後ろ盾になる。

人生とは本当に厄介だ。
楽をして手に入るものなど一つもない。
だからこそそれを得た瞬間の煌めきはかけがえがなく、
だからこそ人生は素晴らしい。